お肌の診療
多汗症治療(脇汗、手のひらの汗)
手や脇の汗が多く日常生活に支障をきたす場合、多汗症として治療を行います。
軽症の場合は制汗剤や内服等で抑えることができますが、重症の場合ではA型ボツリヌス毒素※(ボツリヌストキシン)による治療を行います。
A型ボツリヌス毒素(ボツリヌストキシン)は発汗を抑える効果があり、わきや手のひらの多汗症の治療に利用されます。一度の注射で効果が4カ月から6ヶ月程度継続します。
※毒素は不活化されており、人体に対する毒性はありません。
参考価格
内服処方 保険治療の対象です。
外用処方 腋窩多汗症に限り保険適応あり。エクロックゲル®︎
制汗剤(50%塩化アルミニウム溶液) ¥800
ボツリヌストキシン注射 脇の多汗症 ¥35,000(税込)
ボツリヌストキシン注射 手のひら ¥44,000(税込)
副作用
注射時の痛み、出血
手のひらに注射の場合は一時的な握力の低下(母指球上に注射した場合)