お肌の診療
口囲皮膚炎、酒さ
口の周りの皮膚炎、湿疹が治らない場合、口囲皮膚炎と診断されます。また施設によっては「酒さ」と診断されていることもあります。
ステロイドやプロトピックという皮膚科ではメジャーな塗り薬を外用していても繰り返すことが多いため困って来院される方が多いです。
毛包虫やある種のバクテリアが関与することが多いため、基本的にステロイド外用は中止し、抗生剤内服や外用薬を用いて治療していきますと早ければ2週間程度で改善してきます。
長期にわたってステロイド外用を続けていた場合、ステロイド外用を中止させますと一時的に悪化することがありますが通常4週間ほどで症状が落ち着いてきます。ステロイドをやめて悪化しても焦らず粘り強く治療することが肝要です。
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現在東京、大阪、兵庫、岐阜、奈良、名古屋市等遠方の方も多く受診されています。
遠方の方につきましては初診は対面での受診が必要ですが、2回目の受診からは「遠隔診療」の利用が可能です。
(2020年6月現在、コロナウイルス対策の時限措置として初診からの遠隔診療も可能です)