お肌の診療

多汗症治療(脇汗、手のひらの汗)/ボツリヌストキシン注射

ひ手や脇の汗が多く日常生活に支障をきたす場合、多汗症として治療を行います。

軽症の場合は制汗剤や内服で抑えることができますが、重症の場合ではA型ボツリヌス毒素※(ボツリヌストキシン)による治療を行います。

A型ボツリヌス毒素(ボツリヌストキシン)は発汗を抑える効果があり、わきや手のひらの多汗症の治療に利用されます。一度の注射で効果が4カ月から6ヶ月程度継続します。

※毒素は不活化されており、人体に対する毒性はありません。

関連ブログ→そろそろ脇汗が気になる季節。

 

内服処方  保険治療の対象です。

外用処方  腋窩多汗症に限り保険適応あり。エクロックゲル®︎

制汗剤(50%塩化アルミニウム溶液)     ¥800

 

【注意事項・リスク】脇・手掌BOTOX

・汗を出す神経を一時的にブロックします。

・注入後2日目頃から効果が出始め、約10日程でしっかりと効いてきます。

・効果の持続は約6~8か月(1シーズン)

・脇施術後、入浴は当日から可能ですが、注射直後は針穴が開いてますので、数時間は避けて下さい。

・注射時の痛み、出血

・手のひらに注射の場合は一時的な握力の低下(母指球上に注射した場合)

・効果の出方には個人差がある為、保証はありませんのでご了承ください。

・治療後女性は2回目の月経が終わるまで、男性は治療後3か月が経過するまで避妊を要します。

 

【料金】

ボツリヌストキシン注射 脇の多汗症  ¥35,000(税込)

ボツリヌストキシン注射 手のひら         ¥44,000(税込)