院長ブログ
咲くらクリニックにアトピー性皮膚炎で初めて受診される方へ
2019.09.09
咲くらクリニックにアトピー性皮膚炎で初めて受診される方へ
当院では重症アトピー性皮膚炎の治療を多く手がけています。
初めて受診される方に当院の具体的な治療方針、治療スケジュールについて簡単に記載したいと思います。
まず初診時に全身の皮膚を診させていただきます。
軽傷の場合、お薬の処方とともに外用指導を行います。
重症の場合、お薬の処方、外用指導とともに採血を行います。
採血の目的は原因の検索ではなくアトピーの重症度をはかるためです。
初めはステロイド外用剤を中心に処方し皮膚の反応を確認します。
初期段階では外用療法が中心ですが場合により内服薬を処方します。
1−2週間後に再診していただきます。
皮膚の状態と採血データを元に今後の外用療法の方針を決定します。
十分な外用療法を行なっても痒みが十分に取れない場合内服薬の投与を考慮します。
重症例の場合さらに2〜4週間後に再診していただきます。
皮膚の改善が得られている場合ステロイドを減量し他の外用剤を処方していきます。
もう一度4週後に改善度をチェック。
うまくできている方はここから良い状態を継続していきましょう。
内服を併用しても痒みが取れない方や外用療法で副作用が出てしまう方にはデュピクセントの導入を考慮します。
(デュピクセントの投与には原則として標準治療を6ヶ月以上行う必要があります。)
デュピクセント投与では重症例のおおよそ95%の方が皮疹の改善を実感します。
デュピクセントは現在自己注射も可能となっています。自己注射により通院の負担とともに経済的負担が軽減されます。
咲くらクリニックでのアトピー性皮膚炎の治療方針・治療スケジュールについてお話しさせていただきました。
今後受診される方はご参考になさってください。
タグ一覧
- #陥入爪・巻き爪
- #陰部のトラブル
- #食物アレルギー
- #血管腫/赤あざの治療
- #遠隔診療
- #院内風景
- #花粉症
- #診療室から
- #舌下免疫療法
- #脂腺増殖症
- #肛門の痒み
- #美容医療
- #老化のこと
- #線状皮膚炎
- #疥癬
- #粉瘤の切除
- #紫外線療法
- #美容・コスメ
- #湿疹
- #水虫/白癬
- #炭酸ガスレーザー
- #温熱性紅斑
- #水いぼ/伝染性軟属腫
- #毛穴の開き
- #毛虫皮膚炎
- #日焼け止め
- #徒然日記
- #手足口病
- #尋常性疣贅・いぼ
- #尋常性白斑
- #多合趾症
- #形成外科
- #学会/講演会
- #口腔内アレルギー症候群
- #円形脱毛症
- #刺青・タトゥ治療
- #口囲皮膚炎
- #医療脱毛
- #マダニ咬傷
- #ボトックス注射
- #乾癬の治療
- #レーザー
- #やけど/熱傷
- #ヒアルロン酸
- #ピコレーザー
- #にきび治療
- #ナローバンドUVB
- #ほくろ除去クリームによる健康被害
- #ステロイド
- #じんましん
- #デュピクセント
- #とびひ(伝染性膿痂疹)
- #しわ改善
- #クールスカルプティング
- #しもやけ
- #しいたけ皮膚炎
- #シミ治療
- #コレクチム軟膏
- #エキシマライト
- #エキシマレーザー
- #キズ、やけど治療
- #インフルエンザ
- #がんのこと
- #アレルギー
- #Pitted Keratolysis
- #アトピー性皮膚炎
- #インターネット
- #アナフィラキシー
- #IPL
- #びまん性脱毛
- #MD-CODE
- #レーザーフェイシャル
- #AGA
- #ハイドラフェイシャル
- #臭い対策
- #ゼオスキン
- #多汗症
- #ハイフ
- #オルミエント
- #痩身外来
- #メソナJ
- #シスペラ
- #医療アートメイク
- #ソフウェーブ
- #わきが
- #スネコス注射
- #オンラインショップ
- #脇汗の治療
- #ニキビ跡治療
- #帯状疱疹
- #シルファーム
- #JAK阻害薬
- #テスリフト
- #ほくろ除去
- #ジュベルック
- #エクソソーム
- #キュアジェット
- #ビーワン
- #ジュベルック
- #キュアジェット
全て表示する