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院長ブログ

2022.07.25

手足口病

3年ぶりに。手足口病。

手足口病。

 

文字通り手のひらと足の裏と口の中に小さい水ぶくれを伴う赤い発疹が出ます。場合により、膝やお尻にも発疹が出ます。

 

 

手足口病はウイルスによる感染症で、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスが原因になります。

 

ウイルスの感染経路は主に“飛沫感染”です。咳やくしゃみのしぶき(飛沫)を吸い込むことによって感染します。一部接触感染も起こします。(便などを触ることでうつる)

 

コロナのおかげで感染対策が完璧だったせいかここ3年ほど「全く」見かけなかったのですが、先週は同じ日に2人やってきました。

 

ここ2年の間に入職したスタッフは見たこともなかったのでみんなで症状を見学させてもらったくらいです。

 

こういう感染症が出てきたことを見ると人との接触が増えてきた、つまりだいぶ日常が戻ってきたのかな、と感じます。

 

手足口病にはお薬はありません。対症療法のみです。薬を出したがるドクターもいますがほとんどは必要がないものです。

 

ウイルスの排泄は症状が消えた後も2週間から1ヶ月程度続きます。

 

いつまでウイルスの排泄が続くかわかりませんので最初から学校や幼稚園などを休む必要はありません。

 

しかし他人には感染させる可能性があるので周囲の人も含めて手洗いマスクなどの感染対策をするのが大切です。(これはいつもやっていますよね。)

 

手足口病。夏場に流行します。小さいお子様はお気をつけくださいませ。

 

 

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