今日も咲くらで

院長ブログ

2022.03.01

にきび治療

新しいニキビ跡治療マシンをオーダー。

当院はニキビ治療を数多く行っています。

 

主要なニキビ治療薬の処方量は5年以上日本一の座を受け渡したことはありません、というくらいニキビ患者さんを診ています。

 

しつこい赤いニキビが治ると今度はニキビ跡が気になるものですからニキビ跡治療にお越しになる方も多くいらっしゃいます。

 

ニキビ跡というと ①赤み黒ずみ と ②へこみ に別れるのですが、

 

この中で自然に治ってくるのは①の赤みと黒ずみです。こちらはお金をかける必要がありません。時間をかけてあげると自然に良くなってきます。もちろん早く治そうと思うと少し手間をかけてあげると良いかと思います。ただし自然治癒はニキビの発生が完全に抑えられているのが前提です。

 

ところで②のへこみになるとそう簡単には治りません。凹みは瘢痕という「キズ」の状態ですのでかなり手間がかかります。

 

当院では20年も前から凹み治療に取り組んでいます。昔は酸性の液体を凹みに流し込んで軽い火傷を起こさせて凹みを縮めたり、炭酸ガスレーザーで血が出るほど削ったりしていました。いずれもカサブタになったり、血が出たりするのでダウンタイムが伴う治療です。

 

現在までさまざまな治療機器を購入しましたが現在当院が主に使用しているのはノーダウンタイムのフラクショナルレーザーです。1540nmのレーザー光を発振する機器を用いて凹みの治療を行っています。

こちらの機器ではカサブタになることがほとんどなくニキビ痕の凹みが徐々に改善してきます。通常6回程度治療が必要です。しかしニキビ痕が全部なくなることはなく、凹みがおよそ半分の深さになる、というふうに考えていただければよろしいかと思います。

 

フラクショナルレーザーでは皮下に熱エネルギーを送り込み、そのあとの生体反応を利用して瘢痕(凹み)を持ち上げるというものです。熱をかけたはいいけれども自分の皮膚のリアクションが乏しければ改善度も低い、というものになります。

 

フラクショナルレーザー治療では自分の生体反応頼りですので私たちとしてはもう少し積極的に凹みを治したいと考えていました。他の方法はというと、凹みの下に何らかの薬剤を打ち込んで下から持ち上げる方法などが考えられます。従来からヒアルロン酸を凹みの下にスペースを作って注入するという方法がありますが、手間の割りに効果はまあまあなのであまり好きになれませんでした。他に何かいい方法はないかな、と思っていたら最近自分の考えにぴったりのマシンを見つけました。

 

マシンの到着まで詳細は内緒ですが、こちらの機器では皮内に均一に薬剤を注入することで皮膚の凹みを持ち上げて凹みを改善してくれます。もちろん治療限界もあるかとは思いますが、これまでの機械と比べるともう一段上の効果があるものと期待しています。

 

さて、そのニューマシンの登場は4月以降になりそうです。到着しましたらテストを経て実戦に投入です。どうぞお楽しみに!

 

今日も頑張ります。

 

 

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