院長ブログ
2021.09.02
オルミエント
アトピー性皮膚炎
重症アトピー用の内服薬・オルミエント
昨夜はオンラインにて重症アトピー性皮膚炎の治療薬「オルミエント」についての講演がありました。
講演といっても少々クローズな会で重症アトピーを多く扱う愛知県内の施設の先生方が集まりました。オンライン時代の良いところですね。
従来私たちが重症アトピーの治療に多く使用しているのは「デュピクセント」です。これは注射薬です。当院では月にのべ約100本ほど注射及び処方をしています。
その効果はここのブログでも何度か書かせていただいていますが、デュピクセントについては一言「素晴らしい」です。言い方はよくないですが現在においてはお金さえ出せば誰でもツルツルで痒みのない綺麗な肌を手に入れることができるようになったと言えます。まさに科学の勝利です。
当院ブログ→「デュピクセント」
ただ注射が苦手でイヤだとか、とても少ないのですがデュピクセントではあまり満足できない例もあり、次の一手をどうしようかと考えていました。
オルミエントは元々関節リウマチの治療薬として承認された薬剤で、アトピーにも大変効果が高いということがわかり追加承認となったお薬です。
オルミエントはデュピクセントとは異なり「飲み薬」です。ここは良いところ。
私たち開業医が少々使いにくい点としては、事前にレントゲン撮影が必要なところや結核などの感染症を調べないといけないところでしょうか。
当院はレントゲン装置を持っていませんので近所の内科の先生にレントゲン撮影をお願いしなければいけません。
と、少々の手間がかかるものの、
昨夜の講演を聞く限りオルミエントはデュピクセントと同じように「使える」アイテムであることは間違いなさそうです。
ということでさっそく投薬できるように準備をしたいと思います。
さて、今日は休診日明けの木曜日。新学期を迎えて少しは外来も落ち着くでしょうか?いや、残暑が厳しいからまだ混むかな。
今日も頑張りましょう!
こちらもどうぞ。
咲くらクリニックインスタ→https://www.instagram.com/anjosakuraclinic/?hl=ja
カテゴリー
- キュアジェット
- ジュベルック
- ビーワン
- ほくろ除去
- エクソソーム
- シルファーム
- テスリフト
- ニキビ跡治療
- 帯状疱疹
- JAK阻害薬
- 脇汗の治療
- わきが
- スネコス注射
- ソフウェーブ
- 痩身外来
- メソナJ
- 医療アートメイク
- オルミエント
- シスペラ
- ハイドラフェイシャル
- ゼオスキン
- 臭い対策
- 多汗症
- ハイフ
- レーザーフェイシャル
- びまん性脱毛
- AGA
- IPL
- MD-CODE
- Pitted Keratolysis
- アトピー性皮膚炎
- アナフィラキシー
- アレルギー
- エキシマライト
- エキシマレーザー
- がんのこと
- キズ、やけど治療
- クールスカルプティング
- コレクチム軟膏
- しいたけ皮膚炎
- シミ治療
- しもやけ
- しわ改善
- じんましん
- ステロイド
- デュピクセント
- とびひ(伝染性膿痂疹)
- ナローバンドUVB
- にきび治療
- ヒアルロン酸
- ピコレーザー
- ほくろ除去クリームによる健康被害
- ボトックス注射
- マダニ咬傷
- やけど/熱傷
- レーザー
- 乾癬の治療
- 円形脱毛症
- 刺青・タトゥ治療
- 医療脱毛
- 口囲皮膚炎
- 口腔内アレルギー症候群
- 多合趾症
- 学会/講演会
- 尋常性疣贅・いぼ
- 尋常性白斑
- 形成外科
- 徒然日記
- 手足口病
- 日焼け止め
- 毛穴の開き
- 水いぼ/伝染性軟属腫
- 水虫/白癬
- 湿疹
- 炭酸ガスレーザー
- 粉瘤の切除
- 紫外線療法
- 線状皮膚炎
- 美容・コスメ
- 美容医療
- 老化のこと
- 脂腺増殖症
- 舌下免疫療法
- 花粉症
- 血管腫/赤あざの治療
- 診療室から
- 遠隔診療
- 院内風景
- 陥入爪・巻き爪
- 陰部のトラブル
- 食物アレルギー