今日も咲くらで

院長ブログ

2019.06.08

徒然日記

2018年の出生数91万人。。。

昨年の統計が出てきたようです。

 

2018年の出生数は91万人。過去最低だそうです。

 

これからは母親になれる世代の人数も減って行くのでますます少子化に拍車がかかりそうです。

 

少子化とはどういうことか。

 

お米や野菜を作る人が減る、魚を獲ってくれる人が減る、牛を育てる人が減る、工場でモノを組み立ててくれる人が減る、お店でお料理を作ってくれる人が減る、飲食店で接客をする人が減る、モノを考えて作り出す人が減る、アイデアを出す人が減る、介護をしてくれる人が減る、モノを消費してくれる人が減る、モノを作る量が減る、お金が回らなくなる、給与は上がらなくなる、設備投資ができず新しいものが生み出されなくなる、足りないものを外国からたくさん買わなくてはならなくなる、モノの価格が釣り上がる…など暗いことが次々と起きてきます。

 

出生数アップの頼みの綱は我々団塊ジュニア世代の女子だったようですが。。。団塊ジュニアの女子はもうすでに40代半ば。さすがにこれからは、、ねえ。

 

団塊ジュニア女子が20代の頃に現在のような手厚いシステムがあったら良かったのに、と悔やまれます。

 

もしも25年前から保育所の充実とか、産休育休制度の充実とか、時短勤務OKとか、子供ができたら優遇するとか、いろいろ対策をしていたらまだマシだったかもしれないですね。

 

子だくさんに手厚くするのは子供が持てない人に失礼だ、とかいう議論もあったように思いますが、そんなこと言ってないでどんどんやっていたら良かったのにと思います。

 

子供は3人以上、とか発言して叩かれている議員さんもおりますが、事実夫婦2人から3人以上誕生しないと日本の人口は増えません。日本人は袋叩き大好き民族。この状況でキレイ事言ってる場合じゃないですね。

 

子供を産んでくださる女子の数が減っている今、それこそ3人以上子供を持ったら補助をつけるなど思い切ったことをしないと少子化は止めようがありません。。。

 

政治もノロノロしてるし、時すでに遅しでしょうか。

 

これからは老人は死ぬまで働くのが義務になるでしょうね。ますます進む少子化時代に老人全員に年金を配っていたら日本は破産です。

 

昭和は復興の時代、平成は停滞の時代、

 

令和は衰退の時代。。

 

僕にはこんな未来に見えて仕方ないのです。

 

子は宝。本当にそういう時代になってきました。

 

ですから僕は外来で子供を診る時間をとても大切にしているのです。

 

 

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