今日も咲くらで

院長ブログ

2019.04.22

学会/講演会

尋常性白斑

松山で白斑治療の講演をしてきました。日本臨床皮膚科医会総会モーニングセミナーにて

おはようございます。

 

土曜日の午後の診療後、セントレアまで移動し飛行機で愛媛・松山まで飛んできました。

 

そして日曜日の朝イチから日本臨床皮膚科医会総会のモーニングセミナーで白斑治療についての講演を行ってきました。

 

同じセッションでご一緒だった横浜西口菅原皮膚科・三上万里子先生と。三上先生のご発表は大変素晴らしくその内容はまるで大学病院の仕事のようでした。30分の講演ではもったいない。

 

 

先日も書きましたが、白斑治療は今でも難しい治療の一つです。だからこそみんなで工夫をしなければなかなか治りません。

 

今回はその知恵の一つを披露してきました。それはナローバンドUVBとエキシマランプの2機種同時照射法です。

 

↑ナローバンド、エキシマ単独照射不応。

 

↑ナローバンド、エキシマ同時照射20回。

 

探してみると世界的には同じような治療を試みたという論文は1つだけしかありませんでした。(2016年、韓国より)

 

2機種同時照射法は必ずしも全部うまくいくわけではないのですが、これ以上治らない、と諦めていた方でもある一定の確率で改善してくることがあります。

 

今回学会で披露しましたので今後は色々な施設で試していただいてその成果をみんなで持ち寄ることが重要かと考えています。それが学会というものです。

 

自身の知識の整理や充実に使った週末となりました。また僕の講演活動の前半戦はこれでやっと終わり。2月からずっとでしたからね。

 

 

今週はGW前ともあって外来は激混みの予想。現在夕方5時までは2人ドクター体制で外来を回していますのでそこそこ回転が早いとは思いますが少々の待ち時間はご容赦のほどを。

 

今週も頑張ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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