今日も咲くらで

院長ブログ

2019.04.18

学会/講演会

尋常性白斑

週末は学会で講演。尋常性白斑の光線治療について。

しばらくブログの更新が止まっていました。

 

理由はと言いますと、週末に愛媛・松山で開催される日本臨床皮膚科医会総会でのセミナーの準備のためです。毎日資料を沢山読んでおります。

 

僕が今回いただいたお題は「尋常性白斑に対する光線治療」。

 

 

尋常性白斑の治療は今でも難しい治療の一つです。

 

尋常性白斑の治療の主流は、外用療法、光線療法、外科的療法の3つです。

 

外用療法では主にステロイド軟膏、ビタミンD3軟膏、タクロリムス軟膏の3つが使われます。

 

光線療法とはUVB領域の紫外線を患部に照射することで患部の免疫細胞を制御し、消えてしまったメラニンを復活させる、というものです。

 

光線療法で使用される機器はナローバンドUVBとエキシマランプが日本の主流です。

 

ちなみに咲くらクリニックには尋常性白斑の治療に用いる光線治療機が6台あります。この台数の光線治療機を所有しているのは日本ではウチくらいかと。単なるモノ好きですが。笑。

 

そしてこのたび光線治療の妙技とも言える方法を考えつきましたので今回の学会で披露してきます。

 

僕にとってはとても楽しみな週末です。会場からはどんな反応があるのか、また会場の皆さんと活発な議論ができることを期待しています。

 

 

さて、先週より新しいドクターが咲くらクリニックに来てくれました。

 

はぎわら先生といいます。女性のドクターです。  今年の3月まで刈谷豊田総合病院にお勤めしていた先生です。

 

現在、平日5時までですが僕のアシスタントとして大活躍してくれています。みなさまよろしくお願いいたします。

 

 

さて、今年のGWは10連休です。そのためGWが近づくにつれ外来が大混雑する見込みです。お薬など必要な方は早めの受診をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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