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院長ブログ

2018.07.31

尋常性疣贅・いぼ

いぼの治療は難しい。。

指や足にできるイボ。正式名は尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と言います。

 

日本では昔から液体窒素法という、マイナス196度の液体窒素を押し当て凍結して解凍するという作業を何度か行って治療するのが一般的です。

 

しかしながら液体窒素に全く反応してくれないイボも多くあります。

 

当院ではヨクイニン(漢方)の内服、ビタミンD3外用、モノクロロ酢酸の塗布、ステリハイドの塗布、SADBE外用、手術、レーザー等々色々な手段を用いて治療しています。

 

イボの治療成功率はどの方法でも3〜4割程度しかない、と言われています。すなわちいろいろな手段を順に試していくのが治療成功の秘訣と考えられています。

 

「いやあ、どう治療しようか、これ?」と思うような巨大化したイボでもごく簡単な痛くない方法でほんの1ヶ月程度で取れることもあったり、小さいのに何にも反応しないイボもあったり。方法は同じなのにかかる医者を変えた途端に治ったり。。

 

いぼ治療の世界はまだ不思議で満ちています。

 

いっそのこと治療をしない!という方法もあり、それでも勝手に治っていたりすることもあります。

 

まだまだ自分自身修行が足りないようです。

 

なるべくイボが完治ができるよう、新たな治療方法を探って行きたいと思っています。

 

 

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