今日も咲くらで

院長ブログ

2016.10.02

ナローバンドUVB

皮膚科光線療法推進の会に参加してきました。

日曜日は朝から東京へ。

 

降り立ったのは秋葉原。昔は電機やパソコン屋ばっかりでしたが、今やアニメ系ばっかり。ついでに中国人を中心とするアジア系外国人が街を歩く人の半分です。

相変わらずこの街はパワーがあるなあ。

 

秋葉原をあとに歩いて御茶ノ水へ。

 

 

昔、東大病院に勤めてましたので御茶ノ水周辺は結構詳しいと勝手に思っていましたが、いつの間にやらこんな立派な建物が。

 

ソラシティ御茶ノ水といいます。

 

今日は光線療法のお勉強会に出席してきました。

 

光線療法とは、アトピーや白斑、掌蹠膿疱症などの難治性皮膚疾患に対して紫外線を当てて改善させる治療法のことを言います。

昔はUVAが光線療法の主体でしたが、現在はUVBが主流です。
特にナローバンドUVBと言われる機器が光線療法のメインになっています。 

 

当院には光線治療器が全身型1台、局所型3台があります。
具体的な機種名を挙げますと、ダブリン7、ターナブ、VTRAC、セラビームです。

 

おそらく愛知県内ではこんだけ装備しているのは当院だけだと思います。
ほとんどマニア状態ですね。

 

でもそれぞれちゃんと使い分けがあるのですね。だから4台です。

 

本当言うともう一台あるといいんですけどね。冬までには導入するかも。たぶん?きっと?

 

さて、この光線療法、効果も高いのですがわからないことがまだまだたくさんあります。

 

良い光線療法とは何か?どうやったら難治性疾患をうまく治療できるのか?
治療のコツやツボについてはまだまだ発展途中の段階です。 

 

だから定期的にみんなで知恵を出し合う会が必要なわけですね。

 

僕自身も光線治療については掴みきれていない部分が多くあります。
ですから他の先生方のやり方をお勉強しなければなりません。

 

お勉強も必要なんですが、依頼されているレーザー関連の本の原稿も書かなければいけませんし。。 

 

秋らしいことも楽しむ間もなく10月もあっというまに終わってしまいそうです。

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