院長ブログ
2016.03.22
アレルギー
IgEの数値は発症確率を見ているだけ、と考えます。
母:「うちの子、アレルギーの検査をしてこんな数値が出てきたのですが」
母:「そこの医院ではIgE検査でクラス3、という数値が出ているから食べるのを控えましょう、と言われました」
私:「では、食べた後に症状が出たことはありますか?食べた後に吐いたり、全身が腫れたり、火がついたように泣き出したりしましたか?」
母:「いいえ。そのような症状は出たことがありません。何かを食べて症状が出たことがないのです。この検査で本当に食べるのをやめなければならないのでしょうか?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そうですね。
お母さんの言っていることはごもっともです。
このケースは、検査上ではIgE検査の数値が「クラス3」(6段階のうちの3)なのですが、具体的なアレルギー症状がないお子さんです。
この場合は、食べても症状がありませんのでアレルギーと診断しません。
「数値がクラス3なのにですか?」
そうです。
ではこのIgE検査の数値はどのように解釈するかというと、、、
現在ではIgE検査の数値は発症確率を見ているだけ、と考えます。
年齢や食べるものの種類によって発症確率は異なりますが、
おおよそIgE検査のクラス1で20%、クラス3で40%ー50%、クラス6で90%以上の発症があるとされます。
このケースでは検査ではクラス3であったものの症状がまったくありませんのでアレルギーを発症していない群であったと考えられます。
ですから何かを控えるということは行いません。
ちょっと昔では、
クラス1は軽いアレルギー、クラス6はひどいアレルギー、という説明が普通でしたので
症状がないにもかかわらず「食べるのをやめてください」と指導してお母さんに変な顔をされたりしていたのですが、これなら納得です。
アレルギーの世界はまだまだ進歩中です。学会等にしょっちゅう顔を出しとかないとすぐに置いてけぼりになってしまいますね?。
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